長年使った思い出のソファー
- 2025.09.25
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我が家には、新婚の時から大事に使っていた革張りのカウチソファーがありました。10万円近くする高級ソファーで、買った当初はずっと使い続けたい気持ちで購入したのです。ですが、子供が生まれ10年が経ち、とうとうそのソファーも寿命を迎えていました。というのも、子供がソファーの上で飛び跳ねたりするので皮がボロボロとはげ、きしむ音までするようになってしまったのです。ここまで劣化してしまうと、さすがにフリマアプリへの出店やリサイクルショップへの買取は期待できません。私たちは、粗大ごみとしてこのソファーを出すことに決めました。
とはいえ、粗大ごみにはそれなりにお金がかかります。いろいろ調べた結果、私たちの住む地域では、自己搬入をしてごみ処理場に持ち込むのが最良だという決断になりました。自己搬入の当日、ソファーを解体しているといろんな気持ちがこみ上げてきました。ずっと我が家にあったものだったので、思い出がたくさんあるのです。子どもがつかまり立ちをする時にも、このソファーは大活躍でした。みんなでこのソファーで昼寝をした記憶もあります。思い出のソファーだからこそ、なんだか寂しくて切ない気持ちになってきました。
そして、ごみ処理場に着いて自己搬入をすると、あっという間にソファーは他のごみたちと一緒に消えて行ってしまいました。その施設では、ごみ処理の様子が見えるのですが、とっても考えさせられます。なぜなら、とにかく膨大な量のごみがあり、流れ作業のようにどんどんと破壊されていくからです。私たちのように、大きな家具を自己搬入している人たちもたくさんいました。この光景を間近で見て、ごみを出す意識が変わったことに間違いはありません。むやみにごみを出すのではなく、まずはごみを出さないような生活をできる範囲で心掛けたいと思います。
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