漂白という工程がある
- 2019.12.05
- 未分類
塗装って奥深いもので、漂白作業を職人さんが行ってくれました。木材質の色ムラだったり、周りの色の差を抑えたいのは素人による塗装だと思います。実際、インテリア家具に塗装してみたのですが、色ムラがありました。新品同様にできるのは魅力ですが、周りと浮いてしまうのはデメリットで、ナチュラルな塗装が必要で、塗料もそうしたナチュラルな仕上がり具合になるものが販売されていました。家具だけキレイに塗っても、壁が浮いてしまう、床材が目立つこともありました。ちなみに、外装材用となる木材の塗装も行っていただきました。塗装に使われていたのは、ピグメントステインで、表面に膜を形成するのではなく、素地に浸透して表面を保護する働きがある話しを職人さんが説明してくれました。このピグメントステインは、着色剤として顔料が使われているので屋外に使用できるのですが、素人は安価である木材用の塗料であれば、どんな物にも塗装してしまうようで、職人さんも苦言を呈していました。職人さんいわく、よく目にするオイルステインは、溶剤に溶かした染料を着色剤としてつかっている話しです。なので、耐候性が劣ることから屋外には使えないようです。高級感ある木材なら、しっかり塗料を選んだり、職人を選ぶべきですが、経年劣化がある住宅ならば、メンテナンスに費用はかけたくないでしょう。我が家も高級ではない木材を使っていたので、木目を活かすこともないと判断し、塗りつぶした塗装にしました。
-
前の記事
とりあえずチャレンジしてみる 2019.11.05
-
次の記事
粗さがないようにしたい 2020.01.05