安さの先を考える

NO IMAGE

地震や自動車の往来が激しい土地柄、振動などによって建物が揺れることも多く、屋根塗装が必要になりました。シーリング材などを充てんするのですが、業者いわく、伸縮性によって建物を守る応力緩和という内容の機能が向上するようでした。また、以前はコンクリートむき出しの建物に住んでいて、自分たちの場合の屋根塗装では樹脂モルタルによる形成補修も行いました。Uカット・Vカット補修など、専門家ではないので詳しく知ることができませんでしたが、雨漏りをしないため、屋根の下地補修をしてから塗料を塗布するようでした。補修施工のほうがペンキ塗りより倍の時間がかかりました。補修内容についてモニターを見ながら説明してくださり、そこから補修材について、施工部位について話し合うのですが、施工方法は業者のやりやすさを重視しました。簡易式であれ、保証(補償)が付帯されたプランだったので、万が一、塗装品質トラブルに見舞われても安心できました。業者は、既存の塗装に適した塗装仕様を提案してくれました。品質の良い塗料を用いた塗り替え工事でしたが、実際に依頼してみて感じるのは、施工する屋根に合った塗料の選定が適切であることです。「この塗料より安い塗料はありますか」と聞く人もいるでしょうが、なぜ安いのかを考えるべきです。カラーバリエーションが1色なのかもしれない、けれど耐久性が3年なのかもしれない、そうした場合、耐久性能8年の塗料で塗装するほうが、後々、塗り直しする際のコスト軽減が期待できます。目先よりも後々を考えることも必要になります。